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「気安く触るな。髪から血の一滴に至るまで、私の全てはアズラの物だ。」

note

 黄昏の淑女アズラに仕えるダンマーの魔術師。
 多くの奴隷を持つダンマーの豪農の家に生まれたが、メレヴィスが物心つく前に奴隷の反乱により母親は殺されてしまう。父親もメレヴィスと共に逃げ込んだ洞窟の中で息絶え、残された彼はそこを通りがかったアズラ信者の集団により拾われる。成人後は黄昏の信者となる修行のため各地を放浪の旅に出る。
幼い時の事はほとんど覚えておらず、両親の顔も思い出せない。しかし息絶えた父と共に洞窟にいた事は無意識にトラウマになっているのか、暗くて狭い所を極端に嫌う。

 性格は神経質で生真面目、非常に警戒心が強く潔癖。自分の体や命は全てアズラへ捧げた物という認識のため、他人に触れられる事をひどく嫌う。修道院育ちのせいか性的な事柄を強く嫌悪し遠ざける事が多く、また極度の世間知らずでもある。破壊魔法・召喚魔法が得意だがそれ以外はからっきしのため、知識・技術のある者には尊敬の念を抱く事もある。顔と態度に似合わず甘い物に目がなく、スイートロールが大好物。
右耳にはアズラの祝福を受けた耳飾りをしており、滅多に外すことは無い。外した際は本人曰く、音のようなものが聞こえる事があるらしい。
 

 メレヴィスはインドリル・ネヴィスとその妻アラメアの間に生まれた1人息子であった。しかし彼が母親の腹から取り出された時、すでに子供は冷たくなっていた。死産に耐えられなかった母親は自分の先祖が守ってきたとある遺物を使って子供を生き返らせた。その遺物はメエルーンズ・デイゴンに由来する物であり、メレヴィスはそのことを知らない。

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