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「おかあさん、ぼくね、ずっと探してたんだよ。」

note

 仮面で顔を隠しているアルトマーの魔術師。

 サマーセットの貴族の息子であり、サピアルチ大学で魔術を学んでいる学士でもある。親のコネで神聖執行局との繋がりもあり、貴族の集まりや夜会などに頻繁に出入りしている。

 常に仮面をつけているのはアルトマーの父、マオマーの母の間に生まれたため肌の色が一般のアルトマーと違うのを隠すため。父親からの言いつけであるため、基本的にはサマーセット出身のアルトマーの前では外すことはない。父と母は身分・種族の違いから母が捨てられるという形で分かれており、幼少期のルウェンディルは母親の元から父の元へと引き取られた過去がある。

 性格は穏やかで誰に対しても友好的。ゆったりとした喋り方で話し、貴族以外の者にも親しみを込めて関わる事が多い。と言う表の顔があるが、その裏では母親に対する強い執着を持ち、”もう一度温かい母の中へ還り、永遠に眠りたい”という歪な願望を常に抱えている。その願望を叶えるため彼は己の母親、また自分に友好的な女性の腹を開き、その中で眠るという行為を繰り返していた。しかし彼の母達はみな冷たくなってしまい、ルウェンディルは”ずっと温かく包んでくれる母親”を日夜探し続けている。その思考は徐々に暴走してきており、種族や性別などの枠を飛び越えつつある。

 なお、レヴィオスが彼の現在の母親候補らしい。

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