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​​「奪われたものを取り返すだけだ。今のところはな。」

 インペリアルの盗賊。

 元々は代々皇帝に仕える貴族の息子だった。彼の家は表向きは商家の家だったが、裏では皇帝直属の諜報部隊を輩出・教育する家柄だった。彼もやがては父の後を継ぐため厳しくも暖かく育てられてきたが、7歳の時に彼の家へ敵意を持っていた者の策略により家族は殺されてしまう。

 彼は祖父に引き取られるが、以前から父親の事嫌っていた祖父に遺産を全て奪われたうえ奴隷として売り飛ばされ、15年間長い奴隷生活を過ごす。奴隷時代は家畜以下の扱いをされており、ろくな食べ物さえ与えられず主人から「やせ豚」と呼ばれていた。青年になったある日、当時の主人を殺し金品を奪って逃走する。

 その後数年間はかぎづめというカジートの元で盗賊として過ごすが、いつものように盗みに入った際に虫の教団の襲撃に巻き込まれ魂を奪われ魂無き奴隷として囚われるも他の囚人達と共になんとか逃げ出す。

 その後は魂を取り戻すため各地を放浪するが、モラグ・バル配下の吸血鬼により自身も吸血鬼に変えられてしまい、現在も血の渇きに悩まされている。

 ひねくれ者で他者に対してやや傲慢な態度をとるが、奴隷や物乞い、子供等にはあまい。

歌、話術、料理、スリ技術に優れ、酒が好物。(ただし弱い)

猫に目が無く、見つけてはよく追いかけている。
奴隷時代のトラウマか、豚とその肉、檻と鎖の音をひどく嫌う。また手首には奴隷の傷が残っているため、常に隠している。
金に対して強い執着があり、普段は売春や盗みといった行為で金を稼いでいる。

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